店舗集客のWEB広告の費用相場|予算の決め方と運用代行の料金目安

「店舗集客でWEB広告を始めたいが、いくらかかるのかわからない」「予算をどう決めればいいのか見当がつかない」。WEB広告を検討する店舗オーナーにとって、費用は最も気になるポイントです。
結論から言うと、店舗集客のWEB広告費用は、商圏の大きさや使う媒体によって相場が大きく変わります。そして、予算は「なんとなく」で決めるのではなく、利益から逆算して決めることが重要です。
この記事では、累計100社以上のWEB広告運用に携わってきた立場から、店舗集客のWEB広告の費用相場、予算の決め方、運用代行の料金目安までを実践的に解説します。
店舗集客のWEB広告にかかる費用の全体像
まず、店舗集客のWEB広告にかかる費用は、大きく2つに分かれます。
- 広告費:GoogleやMetaなどの媒体に支払う、広告を配信するための費用
- 運用代行費:広告の運用を専門会社に依頼する場合にかかる費用(自社で運用する場合は不要)
そして、これらの費用は商圏の大きさや使う媒体によって相場が変わります。まずは広告費の相場から見ていきましょう。
店舗集客のWEB広告費の相場
広告費の相場は、店舗の商圏(集客したいエリアの広さ)によって大きく異なります。

商圏が小さい店舗は月5〜15万円が目安
地域密着型で、店舗の近隣から集客する店舗の場合、広告費は月5〜15万円程度が一つの目安です。商圏が限られている分、配信対象も絞られるため、広告費も比較的抑えられます。
商圏が広い場合は月20万円以上が目安
一方、関東全域など広いエリアを対象に集客する場合は、月20万円以上が目安になります。対象となるユーザーが多い分、必要な広告費も大きくなります。
Google広告は検索ボリュームで上限が決まる
媒体による違いも理解しておきましょう。Google検索広告は、そのキーワードが検索される回数(検索ボリューム)によって、出せる広告費の上限が自然と決まります。検索する人がいなければ、それ以上は配信できないためです。
Meta広告は青天井だが、出しすぎるとCVRが下がる
一方、Meta広告(Instagram・Facebook)は、検索に依存しないため、理論上はいくらでも広告費を出せます。ただし、予算を増やしすぎると、本来のターゲットから外れたユーザーにも配信が広がり、CVR(成約率)が下がる傾向があります。やみくもに増やせばよいわけではありません。
失敗しない広告予算の決め方
ここがこの記事で最も重要なポイントです。広告予算は「なんとなく月◯万円」と決めるのではなく、利益から逆算して決めるのが正しい方法です。

まずROAS300%を目標に置く
会社として利益を出すことを考えるなら、ROAS300%を一つの目標に置くとよいでしょう。ROASとは「広告費に対して何倍の売上が得られたか」を表す指標で、300%なら「広告費1に対して売上3」という意味です。
客単価・利益率から「許容できるCPA」を逆算する
次に、自店の客単価と利益率をもとに、「1件の成果(来店・予約)にいくらまで広告費をかけてよいか」=許容できるCPA(顧客獲得単価)を逆算します。
たとえば、利益率や客単価から「1件の獲得に5,000円までかけても利益が出る」とわかれば、それが目標CPAの基準になります。
目標CPAから必要な広告予算を算出する
最後に、目標CPAと「月に何件の成果がほしいか」を掛け合わせれば、必要な広告予算が見えてきます。
たとえば目標CPAが5,000円で、月に20件の来店がほしいなら、5,000円×20件=月10万円が予算の目安、という考え方です。このように利益から逆算することで、「赤字にならない予算」を根拠を持って決められます。
運用代行を依頼する場合の費用相場
自社で運用するのが難しい場合、運用代行を依頼する選択肢があります。その費用体系は、大きく2つに分かれます。

広告費連動型|広告費の20%が相場
最も一般的なのが、広告費に応じて手数料が決まる「広告費連動型」です。相場は広告費の20%程度で、多くの場合「最低手数料5万円程度」が設定されています。たとえば広告費が月30万円なら、手数料は6万円程度というイメージです。
成果報酬型|成果に応じて費用が発生する
もう一つが、成果(問い合わせや成約)が出たぶんだけ費用が発生する「成果報酬型」です。成果がなければ費用がかからない一方、成果が出た際の単価は高めに設定されることが多く、ビジネスモデルによって向き不向きがあります。
自社運用と代行、どちらが得かの考え方
自社運用なら代行費はかかりませんが、知識習得や運用にかかる「時間」というコストが発生します。代行費を払ってでも専門家に任せて成果を伸ばす方が、結果的に得になるケースも少なくありません。自社運用と代行の判断については、別記事で詳しく解説します。
広告費でやりがちな失敗
最後に、店舗オーナーが広告費で陥りがちな失敗を紹介します。これらを避けるだけでも、無駄な出費を減らせます。

数値分析ができず、ターゲット外に配信してしまう
配信実績の数値を分析できていないと、本来狙うべきターゲット以外にも広告費を使ってしまいます。誰に配信されているかを定期的に確認することが欠かせません。
競合の分析ができていない
競合がどんな広告を出しているかを把握せずに運用すると、埋もれてしまい成果につながりません。競合との差別化は、広告費を有効に使ううえで重要です。
セオリーがわからず、PDCAを回せない
WEB広告には成果を出すためのセオリー(定石)があります。それを知らないまま運用すると、検証・改善(PDCA)が正しく回せず、広告費だけが消えていきます。

店舗のWEB広告費用でお悩みなら
ここまで、店舗集客のWEB広告の費用相場と予算の決め方を解説してきました。とはいえ、「自店に適切な予算がわからない」「費用対効果が出るか不安」と感じた方も多いのではないでしょうか。
特に、次のような方は一度専門家に相談することをおすすめします。
- 適切な広告予算の決め方がわからない方
- 広告費をかけているが、効果を実感できていない方
- 運用代行を検討しているが、費用に見合うか不安な方
WEB広告の運用代行・コンサルティングを行っており、予算設計から運用・改善まで一貫してサポートしています。現状の課題のヒアリングから対応しますので、まずはお気軽に無料相談をご利用ください。